ストレスでニキビができるのはなぜ?できやすい部位や対策などを解説

ストレスはニキビの原因になる!

ストレス

ちゃんとスキンケアをしているのにニキビがなかなか治らなかったり、何度も再発を繰り返してしまうことに悩んでいる方はとても多いと思います。


どうしてしっかりとケアをしているのに治らないんだろう・・・と何をしたらいいのかわからなくなってしまいますよね。


でも、原因は1つではないのでスキンケアだけですべて解決できるわけじゃないのです。


特に大人の場合はストレスというものが原因として大きく影響してきます。


そこで、適切なケアをするためにもストレスによってどうしてニキビができるのか、またどこにできやすいのか、そしてできてしまった時の治し方などを紹介しましょう。



ストレスとニキビの関係は?

影響

できるだけ早くきれいな肌を取り戻すためには適切なケアを実施する必要がありますが、そのためにもまずはストレスとニキビの関係について理解しておきましょう。


ストレスは病気などの様々なトラブルの原因になることからもわかるように肌を含む身体の様々な機能に悪影響を与えてしまうわけですが、どうしてニキビができやすくなってしまうのでしょうか?


それは、


  • 睡眠の質の低下
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 皮脂の過剰な分泌

といったことを引き起こしてしまうからなのです。


睡眠の質の低下

睡眠の質

強いストレスを受けた時、またはそれほど強いものでなくても長期間続くと人間の身体は常に緊張した状態のまま過ごすことになります。


脳は緊張した状態が続いていると、今は活動すべき時だと勘違いして体を活動モードに切り替えてしまうのです。


そうすると、身体は疲れてるのに頭は冴えて眠れないといった状態を引き起こしてしまうのです。


これは寝ている間に災害が起きたり、赤ちゃんの泣き声を聞いた時などにすぐに目覚めるために必要な機能なのですが、悩みなどを抱えて精神的な負荷がかかり続けていると、望んでいないのに目が冴えてしまって睡眠の質が落ちてしまうのです。


私たちの肌は主に睡眠中にターンオーバー(古い角質がはがれて新しい皮膚へと生まれ変わるサイクル)が行われるのですが、睡眠の質が落ちるとターンオーバーが乱れて古い角質が残って毛穴を詰まらせやすくなってしまうためニキビができやすくなってしまうのです。


 >詳細:ニキビと睡眠の関係 | 重要な時間帯や何時間寝ればいいか解説


ホルモンバランスの乱れ

ホルモン

さらにストレスはホルモンバランスの乱れも引き起こしてしまいます


特に女性ホルモンはストレスに敏感で、とても影響を受けやすいというのは多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか。


女性の肌が男性よりもきめ細かくきれいなのはホルモンの働きによるもので、女性ホルモンの分泌をコントロールしているのは脳の視床下部と呼ばれる部分です。


この視床下部は生活リズムや睡眠をコントロールしている自律神経の司令塔でもあるため、ストレスによって自律神経が乱れるとホルモンバランスにも悪影響を与え、生理が遅れたりニキビが増えたりするのです。


皮脂の過剰な分泌

皮脂

ストレスによって自律神経が乱れると皮脂量の増加を招いてしまうこともあるのです。


皮脂まで影響を受けるなんて少し意外な感じもするかもしれませんが、実は汗や皮脂の量をコントロールするのは自律神経の働きによるものです。


そのため、自律神経が乱れると汗や皮脂のコントロールがうまくできなくなって過剰に分泌してしまい、それが肌トラブルの原因になるのです。


徹夜などをすると翌日に汗をかきやすくなったという経験をしたことがありませんか?これはまさに自律神経が乱れていつも以上に汗が出てしまう状態なのです。


特に女性の場合は影響が大きいようで、資生堂が実施したテスト結果でも以下のように影響が明らかになっています。

精神的ストレスを与えた場合では、与えない場合に比べ、皮脂分泌量が約1.7倍に増加することが確認されました。
出典:資生堂プレスリリース


以上のように、ストレスというのはニキビのできやすい肌環境を整えてしまうのです。


ストレスによってニキビができやすい場所は?

ストレスによるニキビが出来やすい場所として「顎」と「おでこ」が挙げられます。


では、どうしてこの2つの部位にできやすくなることが多いのか、考えられる理由を説明しましょう。


顎にできやすくなる理由

あごニキビ

顎にニキビができやすい方は、生理前などのホルモンバランスが崩れやすい時にできてしまうことが多いのではないでしょうか?


先ほども言ったように女性ホルモンはストレスの影響を受けやすく、ホルモンバランスが崩れて男性ホルモンの働きが優位になると皮脂の分泌量が多くなってしまうのです。


顎はもともとTゾーンに比べて毛穴が小さく皮脂分泌も少ないのに、ホルモンバランスが崩れて皮脂量が増えると毛穴が小さいだけに詰まりやすいため、皮脂分泌量の変化がトラブルに発展しやすいのです。


そのため、忙しいときや生理前のホルモンバランスが崩れやすい時期に顎ニキビができやすくなってしまうという方が多いのです。


 >参考:顎ニキビが生理前にできやすい理由と顎の環境に合ったケア方法を紹介


おでこにできやすくなる理由

おでこニキビ

また、普段から皮脂量の多いおでこもストレスの影響を受けやすい場所の1つです。


おでこはTゾーンと呼ばれ、普通にしていても皮脂分泌が多い部位です。


そのため、ストレスによって自律神経が乱れて皮脂が多くなればニキビができやすくなってしまうのも当然ですね。


 >参考:おでこのニキビは前髪やシャンプーの影響も考慮したケアをしよう


このように肌トラブルの場所によって、何が原因だったのかを考えて対策を練ってみるのも有効だと思います。

大人だけじゃない!中学生でもストレスがニキビの原因になる

中学生

精神的なプレッシャーに悩むのは仕事や家庭などの影響がある大人だけと考えがちですが、青春真っ只で日々楽しそうに見える中学生でも実はストレスに悩まされていることが多いのです。


特に中学生は思春期を迎え、体も心も不安定な時期です。


子どもから大人へと成長を続ける中で、大人と同様に友人関係や成績、恋愛や家族の事を色々と悩みを抱えやすい時期です。


大人に比べれば大きな問題ではないかもしれませんが、大人と違って経験値が浅く悩みを処理する能力も低いため、小さな問題であっても精神的に大きなダメージを受けてしまうのです。


内容や深刻さは違えども、精神的なプレッシャーを感じるのは中高生でも同じなのです。


だから、思春期ニキビであってもストレスが原因になっていることは十分考えられるのです。


ストレスが原因の場合のニキビの治し方は?

ジョギング

ストレスによってできたニキビの治し方としては、当たり前ですがストレスを軽減することが一番です。


しかし、生きている限りストレスを無くすことはほぼ不可能でしょう。


ですから上手く発散する方法を身につけたいものです。


よく気持ちをリフレッシュするためにやけ食いをしたり、深夜まで友人とお酒を呑んで騒ぐなどを考えがちですが、これは綺麗な肌を手に入れたい方にとっては逆効果です。


暴飲暴食や睡眠不足は肌トラブルの原因になる可能性がありますし、健康まで損なう恐れがあります。


そこで気持ちを切り替えるのに一番おすすめなのが運動です。


運動を行うことで精神疲労を軽減する効果のあるセロトニンというホルモンの分泌が促されることが分かっています。


セロトニンは幸せホルモンと呼ばれ、心のモヤモヤがすっきりすることも実証されています。


また適度な運動により疲れた身体は、すんなりと心地よい眠りに誘導してくれますし、身体を動かす事により血行が促進されるので、お肌にとって良いことばかりなんです。


運動によりしっかりと眠り疲労回復した心と身体は、スッキリとした目覚めと一日をもたらしてくれるはずです。


ですから、ストレスによる肌トラブルに悩んでいるなら運動をする習慣を身に付けることが大切だと思います。


もちろん、間違ったスキンケアが原因の場合もあるので、併せて適切なスキンケアができているか見直してみることも忘れてはいけません。