ニキビと睡眠の関係 | 重要な時間帯や何時間寝ればいいか解説

ニキビと睡眠の関係って?

なぜ

ニキビと睡眠の間にはとても深い関係があります。


綺麗な肌を保つには良く寝ることが大事というのは聞いたことがあると思いますが、実際に睡眠の取り方次第で肌トラブルが起こりやすくなったり、反対に起こりにくくなったりするほど大きな影響を与えてしまうこともあるのです。


ただ多くの方が勘違いしているのですが、とにかくたくさん眠ればいいと思っていませんか?


実は眠った時間を増やせばいいというわけじゃなくて、ターンオーバーを促進するために必要な成長ホルモンを分泌させる眠り方が大切になってくるのです。


そこで、ニキビを早く治す効果が期待できる眠り方を知るためにも、


  • 睡眠にはどんな効果があるか
  • 何時間眠ればいいか

といった疑問を解決していきたいと思います。



睡眠がニキビに及ぼす効果

睡眠

女性ならぐっすりと眠った翌日は肌の調子が良くて、睡眠不足が続いたりすると何となくお肌の調子が悪く、化粧のノリが悪かったり肌荒れを起こしたりする経験があると思います。


では、どうして眠ることが肌に大きな影響を与えるのでしょうか?


その理由は、適度な睡眠を取るによって肌に以下のような効果をもたらすことが期待できるからです。


  • ターンオーバーが正常になる
  • 皮脂の過剰分泌を防ぐ

では、これらの効果が睡眠とどのように関係しているのか、もう少し詳しく説明しましょう。


ターンオーバーが正常になる

循環

先ほど言ったように、ぐっすりと寝てすっきりとした状態で目覚めるとお肌の調子が良いと感じることがありますが、それは肌のターンオーバー(皮膚の入れ替わり)は主に就寝中に行われているので、良質な睡眠を取ることが健康な肌の維持に必要不可欠なのです。


 >参考:ニキビを治すにはターンオーバーの改善が大切


「寝る子は育つ」と昔からよく言われますが、質の良い眠りの効果は子供の成長に限ったことではなく大人にとっても肌などの細胞の再生を活発にしてくれる効果があるのです。(参考記事:資生堂コラム


そのため、寝不足になるとターンオーバーのサイクルが乱れて肌の新陳代謝が悪くなり、古い角質が残って肌のごわつきやくすみ、毛穴の詰まりやニキビなどの肌トラブルが起きやすくなるのです。


また、新しい皮膚がなかなか再生できないために、刺激に弱くなり炎症などの肌トラブルが改善しにくくなったりもするのです。


だから、綺麗な肌を保ったり、肌トラブルの再発しにくい肌を作るためには良く寝ることが重要だと言われるのです。


皮脂の過剰分泌を防ぐ

皮脂

これは意外と知らない方が多いのですが、睡眠は皮脂の分泌とも深い関係があるのです。


寝不足によってターンオーバーが乱れると、皮膚は乾燥しやすい状態になります。


古い角質が残り続けるために、皮膚の表面に水分が少なく、水分を閉じ込めておく能力も低下するため乾燥しやすくなるのです。


そして、乾燥した皮膚はうるおいを保とうとして皮脂を過剰に分泌させるのです。


 >参考:乾燥肌に必要なニキビ対策は?肌に合ったスキンケアを実施しよう


また、しっかり眠っているつもりでも、就寝時間がバラバラだったりして生活リズムが乱れると、自律神経のバランスにも乱れが生じてきます。


自律神経は汗や皮脂の分泌をコントロールする働きもあるため、生活リズムの乱れによって汗や皮脂が過剰分泌されることがあるのです。


寝不足が続いた時や徹夜明けなどに、なぜか汗がたくさんでるという経験をしたはありませんか?これも自律神経の乱れによって、汗を適切にコントロールできなくなっているためなのです。


このように寝不足や生活リズムの乱れは皮膚の乾燥や自律神経の乱れを引き起こして皮脂の過剰分泌を招く可能性があるため、適度な睡眠を取ることによってターンオーバーを整えて、皮脂の分泌を正常にしてあげれば、ニキビができにくくなったり治りやすくなるというのも納得ですね。


何時間寝ればニキビに効果的?

睡眠時間

しっかりと質の良い睡眠を取ることが重要であることは分かったと思いますが、何時間寝れば良いの?と疑問に思っている方も多いでしょう。


最初のところでも言いましたが、「長時間寝るほど良いというわけではない」のです。


「成長ホルモンが分泌されて肌のターンオーバーが促進されるのは眠っている間」と言いましたが、成長ホルモンは主に深い眠り(ノンレム睡眠)に就いている時しか分泌されないのです。


そのため、ある程度まとまった時間眠ることはもちろん必要なのですが、「何時間寝たか?」ということよりも、「深く質の良い睡眠をとったか?」ということが大切なのです。


ではぐっすりと深い眠りにつくためにはどんなことが必要になるでしょうか?


その答えが「生活リズムを整える」ということなのです。


人間には体内時計(≒自律神経)があり、この体内時計が作り出すリズムによって体を活発に働かせたり休ませたりしています。


そのため、毎日の寝る時間がバラバラという生活をしていると、この体内時計が狂ってしまい、本来眠るべき時に体を活発に働かせようとして深い眠りにつけなくなってしまうのです。


その結果として、毎日それなりの時間眠っていても深い眠りに就くことができていないため、成長ホルモンがうまく分泌されず、結果としてターンオーバーが乱れてニキビができやすくなったり、治りにくくなるということが起こるのです。


だから、寝不足にならないようある程度の時間(一般的に言われる6時間以上を目安)を確保することも大事ですが、それよりも生活リズムを整えることで深い睡眠が取れるようにすることが大切になってくるのです。


また、生活のリズムを決定している体内時計はストレスの影響も受けやすいので、程よく気持ちをリフレッシュすることも大事であることを覚えておいてください。


 >参考:ストレスでニキビができるのはなぜ?できやすい部位や対策などを解説


ちゃんと寝ているのにニキビが治らない!という方へ

アドバイス

ここまでの内容で、ニキビの予防と改善に睡眠が大切であることは分かったと思います。


でも、「毎日規則正しい生活をしているし、ある程度睡眠時間も確保しているのに治らないのはどうして?」と思った方もいるでしょう。


当たり前ですが原因は睡眠だけじゃなくスキンケアの方法や食事、さらには血行など様々な理由が複雑に絡んでいて特定が難しいものです。


だから、規則正しい生活を送っているのにニキビが改善されてないという場合には、スキンケア方法の見直しなど他に考えられる原因を検討して改善していくことが必要です。